aobacosmodesign’s blog

仙台市内にある小さな設計事務所のブログです。

人工樹木でウッドデッキ

今日は、人工樹木を使ったウッドデッキ工事についてです

1階のベランダに取付しました

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まず、基礎に束を緊結させます(家とデッキを緊結しない施工法もあります)




その後、柱を立て根太を掛けます

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そしてフロアデッキを張り

手すりとフェンスを取り付けて出来上がりです


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また、この家は2階に玄関があり

玄関まで上がるためのウッドデッキ取付の工事もしました

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こんなふうに雪の降る日が施工初日でした

さすがにこの日は束石を設置しただけで工事はしませんでした

こんなに雪が降ってたら仕事になりませんからね

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今回この現場は下請け業者として請け負ったんですが

図面作製は弊社で行いました

本来なら住宅設計者がするべき設計なんですけどね~

2階に玄関を設けるならばこういった部分も

ご自分で設計なさるべきでは?


すみません 愚痴です


設計したとおりに束石を置いた後は



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柱を立て大引・根太を掛けます

写真ではすでにフロアデッキも敷いてありますね

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この時点でフェンスも張ってあります

この後、階段を取り付け

木部分は塗装屋さんが着色して完成!













のはずでした








しかし、元請け業者が施主様との打ち合わせで

柱・大引に木を使うことを言ってなかったみたいで

『これじゃ、話が違う!!』となったそうです



私たちは、元請業者との打ち合わせの段階で

『フロアまでの高さが約1,500㎜+手すり高さ1,100mmで

土間からの高さが計2,600mmとなるため

安全性を優先し柱や大引などの軸組部分は敢えて

木材を使用しての設計をしました

人工樹木の柱の長さが2,000mmまでしかないので

主要構造部となる柱を継ぐわけにはいきません

そのため、柱は木材を使います

木部分はそちらで着色願います』

と、見積もり・図面提出時に伝えていました



その後、元請け業からの

GOサインも出て 工事ももう少しで終わりというところで

『木を使うなんて聞いてない』と

施主様から元請け業者への苦情…





なぜ、元請け業者はきちんと

初めから施主様に

施工方法や施工材料の説明をしなかったのかは

分かりません



ですが、私たちはきちんとやるべきことをやるだけです


その後は木の部分に人工樹木の材料を張り付けることになりました


階段を取り付け

(側桁の部分は木での使用について理解を得ました)

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手すりも取り付け、ようやく完成です




では、まず正面からの写真です


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次に階段の登り口です

玄関を正面で見た時の右側の部分ですね

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玄関の左側の部分です

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フロアデッキはこんなかんじです

デッキブラシで洗った後なので濡れています

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最期にもう1枚

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とても素敵な玄関先となりました


弊社は

設計や施工・施工管理は人任せにはしません

最初から最後まで責任をもって工事いたしますので

ウッドデッキ工事をお考えの方は

お気軽にお問い合わせください

メールでのお問い合わせでも構いません



ウッドデッキ工事はもう少し続きます

次回をお楽しみに~♪

シート貼り

玄関のドアや室内の建具を交換することなく

全く違った柄に替えられることをご存知ですか?


インテリアなどに使用するシートが

100円ショップなどで簡単に手に入れることが出来るようになりましたね



建築用のシートは市販の物とは、粘着力も強度も全く違います

また、シートが容易に剝がれることがないよう下地処理が重要になります

貼る面を平滑にした後

接着力を高めるためにプライマーを塗布することを忘れてはいけません


その後、シートを張り付けていきます


施工前の状態です

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シートを上から貼りました

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施工前2
先ほどの建具の裏側です

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貼った後です

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見違えるほどですね





下のように裏と表と色を変えることも可能です

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ちなみにこの建具はマンションの玄関ドアです

木製だけでなく鋼板ドアにも貼ることが可能です

(分譲マンションの場合は、専有部や共用部などマンションにより

規定があるので貼り替える際はご注意ください)



施工前3
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施工後
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表・裏とも同じシートを貼りました

こちらは施工前・施工後が分かりにくいのですが

元の建具と非常に似ている材料を貼りました

このように元の建具と近い柄もありますので

家の中に何枚かある建具のうち1枚だけ貼っても

違和感のないようにすることも可能です


色柄は無地から木目、メタリック、抽象と様々な柄あります

また、建具枠に貼ることもできますし

建具のみだけではなく壁にも貼ることが出来ます
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腰壁部分や、耐水性があるため便器の後ろにもに貼ることも可能です

他にもカウンターの上や棚にも貼れます


ですが、適材適所に使用できる材料が変わってきます

建具自体を交換するのを悩んでいる…

クロスより強度のあるものを貼りたいなど

お悩みの際はぜひご相談ください



アオバ コスモ デザイン株式会社   AOBA COSMO DESIGN.co

明けましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます

今年もどうぞよろしくお願いいたします



年末はカレンダー配りに追われながら2016年が終わってしまいました



さて、今日は樹脂製のウッドデッキ工事を紹介します

最近のウッドデッキは木ではなく、樹脂製のを使用することが多いです

今回、使用したのはアートウッドという会社のウッドデッキ材です


色は3色

BL:モダンブラック  LB:ライトブラウン NB:ナチュラ


使用した色はBLとLBです

新築のアパートの目隠しを行いました



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黄色で囲まれた部分が今回行った目隠し工事になります


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画像では分かりにくいですが裏面と表面で交互に張り合わせしています




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下穴を空けずにビス止めすると割れます

また、樹脂なので木に比べて切屑が結構 出ました

ただ、腐ったり色褪せたりというデメリットがないので

施工面はちょっと手間がかかりますが

長期間の使用を考えるとメリットのほうが大きいと思いました



施工前
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施工後
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一般住宅のベランダやバルコニー、フェンス工事も行っております

お気軽にお問い合わせください


アオバ コスモ デザイン株式会社   aobacosmodesign.com

仙台市 北山 K邸  雪止め設置工事

早いものでもう12月も末ですね

忙しさにかまけてブログ更新があまり出来なかったことを

反省しています…



東北でも比較的暖かいと思われている仙台も

結構、雪が降ります  積もるほど降ります

東京ほどの騒ぎにはなりませんが、降るときは一気に降ります



今回、雪止めを設置したのは

昨年の大雪が原因で一階の屋根下にある駐車場に雪が落ちてしまい

駐車場の屋根が壊れてしまったお宅です

愛車を守るためのカーポートの屋根が壊れたことが原因で

車を守れなければ意味がないですよね



そこで、今回はスノーZという商品を使用しました

瓦屋根やトタン、ガルバリウムなど、どんな屋根にも設置可能です


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まだ、大雪と言えるほどの雪は降っていませんが

来年の冬はこれで乗り切れると思います


年内は28日まで営業しています

お問い合わせはお気軽にどうぞ!

AOBA COSMO DESIGN.co  アオバ コスモ デザイン株式会社

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多賀城市 大代 S邸 洋室改修

今日は雨ですね

これが、もう少し寒くなると雪が降るようになるんでしょうね

東北の冬は長いです




さて、ブログ更新が滞っていますが

夏の暑い時期に改修した現場です



長い間、ピアノを置いていた部屋だそうです

工事前に現調に行ったときはたくさんの物であふれていました

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高齢の施主様のお宅に行くと、一部屋が物置部屋と化していることはよくあります

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せっかく、広い庭に面している部屋なのに

物置部屋としているのはもったいないと思っているようでした



たくさんの荷物や不用品を処分したそうです

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床下の湿気とピアノの重さで床が凹んでしまっています

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既存床材 撤去後です

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こちらも鋼製束を使用し、大引き・根太も新たに交換しました

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布基礎のため底冷えを対策として断熱材を設置します

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フローリングの下地として12㎜厚のコンパネを張ります

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施主様が気に入った柄のフローリングを張りました

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床がきれいに仕上がりました    

施主様が『え~~~違う家に来たみたい!!』と歓喜の声を上げていました

こういう声を聞くととても嬉しいです





壁もクロスを貼りました

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     ↓    ↓    ↓



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とても、明るくなり施主様にも大変、喜んでいただきました!

これからは、応接間として使うとおっしゃっていました




応接間って最近は、なかなか聞きませんが

お客様が来たら素敵な庭が見えるこの部屋でもてなすのも良いですね



今回のように板壁の上にクロスを貼る施工も可能ですので

古いお宅のリフォームにお悩みの方はお気軽にお問合せください



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アオバ コスモ デザイン株式会社


今日もありがとうございました。

多賀城市 大代 S邸 駐車場外壁改修

こんにちは



前回の更新から大分、空いてしまいました

実は風邪を引きまして、社長から私へとうつり風邪引き会社となってしまいました


今回は外壁張替工事です

駐車場の外壁が相当、傷んでおり見た目も良くないので張り替えることになりました

この駐車場は20年以上前に施主様の知人の方が作ってくれたそうです

素人さんです

柱の間隔や屋根勾配、天井の高さ等すべてが適当に作られているだけでなく

どこかの家を解体したときの柱や梁などで骨組みが作られていました

そのため、骨組から作り変えることを提案させていただきましたが

施主様がこのままで、外壁だけの張替をしてほしいとのことでしたので

外壁のみ張替えとなりました

さすがに、腐っている柱や間柱は交換しましたが

大工さんは苦労していました


※本来、こういった場合は柱や梁を交換することをお勧めします


施工前です

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張替後の写真はこちらです

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横からの写真です

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骨組みを直し、外壁を張替えました

写真を見てわかるように、屋根の軒先が真っすぐではありません

これを真っすぐに直し外壁を張ります

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完全にとは言えませんが極力、真っすぐになるように直しました

建物というのは機能だけでなく、見た目も大事なものです

そのまま張替えるだけの業者も多々いるのは現実です



ですが、私たちはプロです

そういった小さなところや気付かないところも

手を抜かずきれいな仕上がりになるように心がけています


震災の影響で、最近の宮城県は『職人=プロ』ではない見習いレベルの人が

仕事を受けていることも多いです


特に値段が安いからとか、近いからといった理由で

業者を選ぶときは気を付けてください


外壁張替と言っても、既存の外壁を撤去し新たに張る工法や

既存の外壁の上に張る工法もあります

その建物によって、やり方は違います

ご相談・お見積りは無料ですのでお悩みの方はぜひ、ご相談ください


URL:aobacosmodesign.com
アオバコスモデザインでも検索できます


では、よい週末をお過ごしください!



多賀城市 大代 S邸 改修

早いものでもう10月ですね…

10月って私にとっては試験月でした

インテリアコーディネーターや宅建

1級・2級の建築士製図試験 施工管理筆記試験などなど



昼間は暑いのに、夕方には寒くなるこの時期   

試験の手ごたえ全くなしという経験を何度したことか。。。

冷たいのは気温だけじゃないというあの、思い出したくない思ひ出



おかげさまで上記試験は全て合格したため

今年は試験はありませんでした

なので、プライベートが暇すぎて困っています




さて、今回の工事は畳からカーペットに変更した内容です

施主様は80代半ばのおばあちゃんです

採寸に行った時から床が凹んでいる箇所が数か所ありました




工事したのはこの部屋です

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和室のこの部屋は普段、居間として使用しているそうですが

床からの冷えが気になり、畳の上にゴザやカーペットなど

敷物を5枚も敷いているとのことでした

まぁ、5枚なんてそんなに敷いてないだろ~と思っていたんですが

工事前に掃除をしたら本当に5枚も敷いてました


『今風の板張りにしたい』と要望がありました

フローリングにしたいとのことでしたが

弊社アドバイスによりカーペット仕上げにすることになりました


理由

  1、 断熱材を入れて施工したとしてもフローリング独特のひんやり感に   
      慣れないと思われること→カーペットの敷き重ねが考えられる

  2、   床座生活が長く、冬はこたつを使用していること

  3、 たまに、この部屋で昼寝をすること
   
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(こたつで寝ると気持ちいいもんね)




お歳を召した方が生活スタイルを変えるということは

容易なことではありません


流行りの… 今風の… 掃除が楽だから 

こういった理由から、畳をやめてフローリングに変えたいという方が多いですが

自分の生活スタイルに合った部屋を作らなければ

居心地のいい部屋にはなりませんよね


そのため、カーペットをお勧めしました



今回はグリッパー工法を採用したため

カーペットの下にアンダーフェルトを敷いています

これにより断熱・弾力・防ダニなど可能になります




畳撤去後の状態です


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大引き・根太撤去後の写真です

腐った大引きや根太を新しく交換しました  束も鋼製束を使用しました

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床が凹んでいる箇所があると書きましたが案の定、軸組材が腐っていました

撤去後の木を見ると白アリが原因ではなく、結露による木材の腐れによるものでした






断熱材としてスタイロフォームを設置します


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その後、コンパネを敷きます

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その上に、アンダーフェルトを張ります

写真では分かりませんが、ずれないようにタッカーで留めています

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部屋の四方に見える赤いのはグリッパーです

図で見るとこんなかんじです

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グリッパー工法やピールアップ工法って

建築士の内装工事の試験でよく出ますよね

このグリッパーにカーペットを引っ掛けていきます






仕上がり写真です



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色が一般的なベージュのため落ち着いた雰囲気となりました

部屋に茶箪笥やテレビなどの物を置くので

このくらいシンプルなくらいがちょうどいいと思います




施工完了から数週間後にお邪魔したとき

『このまま、寝っ転がっても痛くないし冷たくないから

 カーペットにして、本当によかったわぁ』と言っていただきました



そう言ってもらえると、カーペット提案したかいがあります

ぜひ、施主様には長生きしていただきたいと思います


ありがとうございました!


AOBA COSMO DESIGN.co
アオバ コスモ デザイン株式会社


※ついに、HPが完成しました



出来立てほやほやです

ぜひ、ご覧ください